
タコ(スナダコ)
スリランカで漁獲されているのは、マダコ科に属する「スナダコ」です。
スナダコはギリシャなど地中海沿岸諸国では一般的なタコですが、日本近海では漁獲がないため、国内市場ではほとんど見かけることがありません。
マダコに比べて頭部が小さく、やや細長い形状が特徴で、濃厚な旨味とほんのりとした甘みを兼ね備えています。
昨今のタコの価格高騰に対応する代替品としても非常におすすめできる、高品質なタコです。
タコ(スナダコ)の販売種類
タコ(スナダコ) 1.3kg/ブロック | タコ(スナダコ)1.8kg/ブロック |
25尾入り | 16/20 |
30尾入り | 21/25 |
35尾入り | 26/30 |
40尾入り | 31/40 |
50尾入り | – |
例えば、8/12なら1ポンド当りの匹数が8~12匹、21/25なら1ポンド当り、21~25匹になります。
タコ(スナダコ)の特徴
外見
- 名前の由来となっている「スナ(砂)」は、主に砂泥底に潜って生活する習性から付けられています。
- 体表には小さな斑点(細かい模様)がある個体も。
サイズ
- 体長は30~40cm前後で、タコとしては中〜小型のサイズです。
- スリランカ産のスナダコも例にもれず、通常のタコよりも頭が小さく、足も短め。
味と食感
- 肉質は柔らかく、歯切れが良いのが特徴で、火を通しても固くなりにくい。
- 日本のマダコと比べてクセが少なく、甘みや旨味をしっかり感じられます。
おすすめの調理方法
スナダコは、柔らかく旨味のある身質で幅広い調理法に対応します。
- グリル: 下茹でしたスナダコを塩・レモン・オリーブオイルで焼くと、香ばしさと凝縮した旨味を楽しめます。
- カレー: ぶつ切りにしたタコをスパイスと一緒に煮込んで、スリランカ風ココナッツカレーにするのもおすすめです。
- フライ: ぶつ切りにした足(腕)を衣を付けて揚げて、唐揚げや天ぷらに。
- 煮込み: だしや醤油、またはトマトベースなどでやわらかく煮る。煮崩れしにくいので、煮込み料理に最適です。
- 刺身: 鮮度の高いと、とろけるような甘さとしっとり食感が楽しめます。
栄養価
- 高タンパク・低脂肪でありながら、低カロリーなのでダイエットにもぴったり。
- タウリンが非常に豊富なので、天然の栄養ドリンク的存在です。
- 鉄・亜鉛・ビタミンB12に加え、DHAやEPAなどのオメガ-3脂肪酸も含まれ、健康維持や美容にも役立ちます。