有機ココナッツクリーム
南国の恵みと贅沢なコクを凝縮
「greenfield farm ORGANIC LIFE」の有機ココナッツクリームは、スリランカの成熟したココナッツの果肉を丁寧に絞って作られます。ココナッツミルクより水分が少なく脂肪分が多いため、濃厚でクリーミーな質感が特徴です。
ココナッツウォーターのように若いココナッツの水分をそのまま飲むものではなく、成熟した果肉をすりおろし、圧搾して得られる「一番搾り」にあたります。通常、最初に絞った液体がココナッツクリームで、その後少量の水を加えて再び絞るとココナッツミルクが得られます。
この製法により生まれるのが、動物性原料を一切含まず、ヴィーガンや乳製品アレルギーの方でも安心して楽しめる植物性のクリームです。
greenfield farm ORGANIC LIFEでは、農薬や化学肥料を使用しないオーガニック農法を採用し、現地の生産者とともに持続可能なものづくりを行っています。
商品名 | 有機ココナッツクリーム |
金額 | ¥950(税込) |
内容量 | 400ml |
原材料 | 有機ココナッツ |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避け常温保存。 開封後は冷蔵し、2〜3日以内にお召し上がりください。 天然由来のため、果肉成分と油分が分離・固化することがあります。 振って戻らない時は、容器に移して弱火で温め、やさしく混ぜてなじませてください。 ※缶のまま直火・電子レンジ加熱はしないでください。 |
栄養たっぷり、でもカロリー注意!ココナッツクリームの魅力
ココナッツクリームの魅力は、動物性クリームに負けない豊かなコクと、ココナッツ特有のやさしい甘みです。乳製品を使わないため乳糖不耐症の方やヴィーガンの方でも楽しめること、カリウムなどのミネラルを補えること、料理に自然なトロミを加えられることが美点です。また、料理に加えるだけで南国の風味が広がるので、塩味や甘味を強調しなくても味に奥行きが出ます。
一方で、ココナッツクリームはその濃厚さゆえに栄養価も高く、100 mlあたりで見ると比較的高カロリーです。
WebMDによると、ココナッツクリームは1カップ(約240 ml)で約1,060 kcalを含み、1 tbsp(15 ml)あたりは68 kcal、脂質3 g、糖質10 gが目安です。主な栄養素にはタンパク質や抗酸化物質、リン、マグネシウム、葉酸、コリンなどが含まれ、特にカリウムの供給源として優れていることが知られています。カリウムは細胞の健康維持に欠かせない電解質で、日常の食事からしっかり摂取することが推奨されているそう。
一方で飽和脂肪酸が多く、過剰に摂取すると体重増加やLDLコレステロールの上昇につながる可能性があります。バランスの取れた食生活で、少量を上手に取り入れることがポイントといえるでしょう。また、稀にココナッツアレルギーを持つ人もいるため、アレルギー体質の方は医師に相談のうえで利用してください。
【ココナッツクリームのうれしいポイント】
乳製品よりも消化がスムーズで、胃腸に優しい
乳糖を含まないため消化がスムーズ。乳製品を控えたい人やベジタリアン、ヴィーガンの方の食生活でも取り入れやすい食材です。
中鎖脂肪酸(MCT)によるエネルギー代謝サポート
体内で素早く分解され、エネルギーとして利用されやすいMCTを豊富に含み、日常の活力維持やスポーツシーンにも役立ちます。
ラウリン酸による抗菌・免疫サポート作用
母乳にも含まれるラウリン酸が、体内でモノラウリンに変化し、免疫維持や細菌・ウィルスへの防御をサポートするといわれています。
ミネラルを含み、栄養価の高いプラントベース食材
鉄分やカリウム、マグネシウムなど天然のミネラル成分を含み、栄養価に優れた植物性食品として世界的に注目されています。
ココナッツミルクと何が違う?
ココナッツミルクとココナッツクリームの違いは、脂肪分と濃度にあります。
ココナツミルクはココナッツ果肉を水と一緒に絞った液体で、脂肪分は約15〜20%と軽やか。スープやドリンクに最適と言われています。
一方、ココナッツクリームはその上層部分をすくい取った濃厚な部分で、脂肪分は20〜25%程度です。リッチでコクがあるので、ホイップやデザート、コクを出したい料理に活躍します。
料理全体を軽やかに仕上げたいときはミルク、濃厚さを求めるときはクリームと使い分けるのがおすすめです。例えるなら、ココナッツミルク=牛乳、ココナッツクリーム=生クリームと考えるとわかりやすいでしょう。
ちなみにダイエット中の方などが気になる脂質&カロリー目安は、以下の通りです。
ココナッツミルク(脂肪分約15〜20%)
- 脂質:15〜20g/ 100g
- カロリー:150〜200 kcal / 100g
ココナッツクリーム(脂肪分 約20〜25%)
- 脂質:20〜25g/ 100g
- カロリー:200〜250 kcal / 100g
毎日の料理に+α!ココナッツクリーム活用術
ココナッツクリームは「生クリーム」の代用品として、ヴィーガンや乳製品のアレルギーの方も安心して使えます。
- カレーやスープの仕上げに
スリランカのカレーでは、料理の最後にココナッツクリームを加えることでコクとまろやかさをプラスします。日本のカレーでも、仕上げに少量入れるだけで南国風の味わいに。 - 濃厚ソースやドレッシング作り
ココナッツミルクより脂肪分が多いクリームは、トマトソースやピーナッツソースに混ぜると、コクのあるソースに仕上がります。パスタのクリームソースにもおすすめです。 - デザートの材料に
ココナッツクリームはムースやプリン、チョコレートケーキなどクリーミーなデザートに最適です。乳製品のホイップクリームの代わりに泡立てて使うこともできます。 - 自家製ココナッツミルクに変身
手元にココナッツクリームしかない場合は、水で薄めることでミルクとして使えます。目安はクリーム大さじ3に対して水大さじ1です。 - ドリンクやスムージーに
コーヒーや紅茶、バナナスムージーに少量加えると、まろやかな甘みとトロミが楽しめます。缶詰の場合は使用前によく振って中身を均一にしてから使いましょう。
本場スリランカではこう使う!現地流ココナッツクリームの楽しみ方
ココナッツクリームはスリランカ料理に欠かせない存在です。すりおろしたココナッツの「一番搾り」であるクリームは、カレーやシチューの仕上げに加えられ、豊かな香りとトロミを演出します。現地では以下のような料理に使われています。
- Ambul Thiyal(酸味のある魚カレー)
魚をタマリンドやスパイスで煮込み、ココナッツミルクを加えて味のバランスを整える料理です。家庭では最後に濃厚なクリームを少量入れることもあります。参考:navikmills.com - Lunu Miris(ココナッツサンボル)
唐辛子・タマネギ・ライムをすりつぶし、新鮮なココナッツを混ぜた辛味調味料で、クリームやミルクを加えることもあります。参考:navikmills.com - キリバット(ミルクライス) – 米を炊き、厚いココナッツミルクを混ぜて固める祝い料理。お正月や結婚式で振る舞われます。参考:navikmills.com
- ワタラッパン(蒸しココナッツプリン) – ジャガリー、卵、スパイスとともにココナッツミルク/クリームを蒸した伝統的なスイーツ。参考:navikmills.com
これらの料理には宗教儀礼や祝い事の意味合いもあり、ココナッツは献上品やシンボルとして大切に扱われています。
日本人にもおすすめ!ココナッツクリームで作るおいしい簡単レシピ
ココナッツクリームは日本の家庭料理にも取り入れやすく、いろいろなアレンジが楽しめます。
- スリランカ風チキンカレー
ローストカレーパウダーや香味野菜で炒めた鶏肉をココナッツミルクで煮込み、仕上げにクリームを加えてコクを出します。和風カレーとは違うスパイスの香りが食欲をそそります。 - レンズ豆のココナッツ煮(ダールカレー)
レンズ豆を柔らかく煮てスパイスを加え、最後にココナッツクリームでクリーミーに仕上げたヘルシーな一品。ごはんにもナンにもよく合います。 - ワタラッパン風プリン
ココナッツクリーム、黒糖(またはジャガリー)、卵、カルダモンなどで作る蒸しプリン。日本人の口にも合う濃厚な味わいです。 - ココナッツチョコレートムース/ケーキ
ココナッツクリームはムースやケーキと相性抜群で、濃厚なチョコレートの風味を引き立てます。参考:bakeat350.net - ココナッツラテやスムージー
お好みのコーヒーやフルーツスムージーに小さじ1〜2杯混ぜるだけで、まろやかな香りが広がるドリンクになります。
濃厚だけどヘルシー!自然からのギフテッドクリーム
有機ココナッツクリームは、濃厚なコクと自然な甘みを持ち、料理やスイーツに幅広く活用できる魅力的な食材です。高カロリー・高脂肪ではありますが、適量を守ってバランスよく取り入れれば、カリウムやマグネシウムなどの栄養素を補うことができます。スリランカの食文化に思いを馳せつつ、「greenfield farm ORGANIC LIFE」のココナッツクリームで、日常の食卓を少しだけ南国風に彩ってみませんか?